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総務企画地域振興委員会
自衛隊築城基地でのF-15戦闘機の尾翼の一部落下事故について
2009年12月14日
11月29日の築城基地の航空祭で、F-15戦闘機の尾翼の一部が落下する事故が発生しました。
この事故に、住民は大きな不安を募らせています。
私、事故の直後、課長さんに「県として防衛省に抗議し、徹底した原因究明と再発防止」をもとめてほしいと要請しましたが、その後(12月4日)ただちに知事名で要請をしていただきました。
知事の名前で、事故に対して「極めて遺憾」の意を表明し、「原因究明と再発防止について万全の措置」を強く要請していただいたのは、画期的なことです。
築城基地は、11日にはF-15戦闘機の訓練を再開していますが、今回の県の要請内容と、防衛省から訓練再開にあたってのどんな説明があったのか教えてください。
◆ ◆ ◆
私も、12月2日に、関係自治体のわが党議員といっしょに基地をたずね、抗議と要請をおこないました。
驚いたのは、事故が起きた後も、基地がイベントを続けていたことです。
この判断をどう思われますか?
◆ ◆ ◆
基地の側は、「被害がないことが確認できたので、基地司令の判断で続行した」と言いました。
「どの時点で、被害がないと判断したのか」と聞いたら、落下した部品を発見したからだというのです。
ところが、「全部みつけたのか」と聞くと、「9割しか見つけていない」というのです。
県の要請文でも「一歩間違えば大惨事につながりかねない」事故だと指摘していますが、住民の安全に対する基地側の無責任さにあきれてしまいます。
この判断は、航空祭の主催者として極めて問題だと思います。
ぜひ、防衛省に一言言っていただきたいと思います。
◆ ◆ ◆
防衛省は、「尾翼の外板の薄さが事故の原因」と説明して飛行を再開していますが、事故が起きるまでそんなことさえわからないまま飛ばしていたことこそが問題です。
パイロットは、連絡されるまで事故にも気がつかなかったそうです。
築城基地の側とお話しすると、今回の事故の後も「常に万全の点検をしている」と言い張るのです。
ところが、県の要請文でも指摘しているように、F-15戦闘機は、昨年9月には築城基地所属機が山口県萩市沖で墜落事故をおこし、11月25日には千歳基地でエンジンの一部を落下する事故をおこすなど、重大な事故が相次いでいます。
今回の事故の後も、12月4日には、小松基地での胴体着陸事故がありました。
沖縄県での事故記録では、米軍のF-15戦闘機が嘉手納基地に配備された1979年から2004年末までに、墜落や不時着・緊急着陸など110件も事故を起こしています。
「万全の点検をしている」と言っているのに事故がおきた。
これまでもF-15戦闘機は、通常の点検では予知できない“構造的な欠陥”をもっていることが指摘されてきました。
本県は、そのF-15戦闘機の沖縄からの訓練移転、日米の共同訓練を築城基地で受け入れているわけですから、今回の事故をとりわけ重視していただきたい。
最後にもうひとつだけ要望させていただきます。
築城基地では、「米軍再編」の一環としての米軍との共同訓練が始まって以来、自衛隊そのものの日常の訓練が激しくなって、飛行コースの拡大や爆音の増大に周辺住民の苦痛はつのり、今回の事故に不安のなかで暮らしています。
今日はこれ以上申し上げませんが、県内の他の基地でも、それぞれに周辺住民にさまざまな被害を及ぼしています。
埼玉県では、県知事を会長に、14の市や町の首長で埼玉県基地対策協議会をつくって、毎年度、基地対策に関する詳細な要望書を国に提出しています。
本県は、渉外知事会の一員として国に対して「基地対策の要望書」を出されておりますが、ぜひ県として周辺住民の声に耳を傾け、県民の安心・安全を守るために、国に対して県独自の要請もおこなっていただきたいと思います。
以上要望して終わります。
日本共産党福岡県議会議員団
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